こんにちは。今日は1月22日。天気が良くて北大病院日和でした。昨年末に受けたオクトレオスキャンとPETと最近受けたエコー検査の結果を聞くため 今日は旦那様と車での移動で~す。
・やっぱり血液検査
なんといってもやはりスタートは血液検査からです。
肝臓の数値が高いので診察前には必ず血液検査があります。数値を比べるためにも必須です
昨年から「どれだけ血を抜かれたかな~」今日は採血管1本だったのですぐ終了。
「多いときは6本くらいはあったかな~」そうゆうときに限って血の出が悪い。
そうなると血の出るポイントが見つかるまで血管の中を針でグリグリされます。
その時は「腕をかえましょうか?」と言ってもう片方の腕にしてもらいました。
血管の壁にあたると血が出てこないので針を動かすのだそうです。
1時間ほどで血液検査の結果がでます。
・肝臓の血液検査とエコー検査の結果
血液検査の結果は順調に基準値に近づいてました。
神経内分泌腫瘍の手術は可能レベルだそうです。
一番疑われていたのは脂肪肝でした。
エコー検査の結果脂肪肝の数値は229。軽度の脂肪肝です。
220以上が(軽)
260以上が(中)
290以上が(高)となるそうです。
エコー検査の他にも肝臓の硬さを一緒に検査していました。
多少の硬さがあったのでこれも脂肪肝の特徴だそうです。
2年前の身長161㎝・体重63キロの暴飲暴食時代から機能性ディスペプシアになり体重が48キロになったことで肝臓についていた脂肪が燃えて炎症をおこしていたのではということでした。
数値が3桁あったときはまだ炎症状態だったのでしょうね。 (脂肪が燃えると炎症がおき肝硬変になることも)
幸いにも多少の硬さはあるものの肝硬変にもならず数値も下がってきているのでいい感じです。(*^^*)
229の脂肪肝数値は現在のもので以前と比較する数値がないため実際には組織をとらないとわからないものだそうです。
ですが数値が下がってきてることには変わりはないので基準値になるように 日々の食事・運動をどんどん進化させていこうとおもっています。
そして変化した食事内容と取り入れた運動など紹介できればと考えています。
・膵臓のオクトレオスキャンとPET検査の結果
昨年末に3日間続けてのオクトレオスキャンと3日目にPET検査をしてきました。
オクトレオスキャンとは神経内分泌腫瘍に集まる薬の入った注射をして集積具合を全身スキャンする検査です。
PET検査とは癌の転移・再発の診断に有効でこちらも薬剤を注射して全身スキャンする検査です。
結果膵臓以外には腫瘍は見つからなかったということを聞きほっとします。
そうなるといろんな選択肢が出てくるのかなと期待しちゃいます。
私の場合は膵臓にできた良性の腫瘍で神経内分泌腫瘍(NET)。きわめて正常な腫瘍の進行がゆっくりタイプです。
初診の時に聞いたときは ①経過観察 ②手術 ③薬物 その中で肝臓に転移しやすい性質があることから手術を勧められました。
膵臓のできた場所が比較的真ん中よりしっぽ側だったため膵臓の真ん中をすっぽり切って端の頭側としっぽ側をつなげて少しでも膵臓を残しましょうという開腹手術でした。
でも初診時から今日まで日数があったため旦那様が色々しらべてくれて手術後によっておこるリスクのことまで考えていなかった私は手術をためらうようになっていました。
・手術をためらう
手術によって5キロ~10キロは痩せること・糖尿病のリスク・手術によって膵液が漏れ出すリスク。手術をして傷口がふさがり 退院すれば終わり感覚でいたので・・・ちょっとショックです。
機能性ディスペプシアをかかえながら術後も生活していけるのかと・・・
結果しだいで経過観察できるなら今の状態を維持するのが一番でもしくは腫瘍のできた周りだけをとる腹腔鏡手術が体に負担が少なくいいのではと。
・選択肢
転移も今の所ないということなので開腹手術以外の事を二人で先生に聞いてみました。
経過観察では2000人対象に1㎝以下の腫瘍でも4分の1の人はリンパに飛び火するデーターがあるとのこと。
周りだけを切る手術は 膵液の通り道から3ミリと近かいため難しいとのこと。
・先生の言葉
先生は時間をかけて丁寧に質問に答えてくれて手術後のリスクに対するフォローをしっかりしてくれること
「肝臓と機能性ディスペプシアが安定してからでも大丈夫ですよ」と言ってくれたのでとても安心しました。
腫瘍の種が肝臓にまかれてて10年後とかに出ることもあるので術後も定期的に調べてくれるそうです。
次回の診察ではまた質問に答えてくれたり今の状態を確認してくれるそうです
とてもいい先生に会えたと思いました。
帰りの車の中では明るい気持ちになってランチを食べにお店へと向かえました。
・会計
気になる今日のお会計は たっぷり時間をかけてくれて 血液検査もして なんと890円でした。あまりの安さにびっくりです。
・情報格差
通院、検査で北大病院に通い詰めでしたがしばらくの間はお休みです。
その間にも情報を集めて今後どうするか慎重に考えていこうとおもいます。
知識があるのとないのとではでは気持ちの上でも・治療方針を決めるにしても・先生との会話のやりとりでも変わってくることを感じました。
インターネットを使えなくて情報も少ないであろう今のお年寄りたちはもしかして不安をたくさん抱えながら病院へかかっているのではないかと感じます。
情報格差なのでしょうね。
今日も読んでくださりありがとうございました。